iTerm使いはcsshXじゃなくてi2csshを使うと幸せになれる
csshXというツールがある。 複数のホストに同時にSSHして、 それらの全てに同じキーボードの入力を送信できるツール。 要するに、リモートホストを一括で操作できるというスグレモノらしい。 サーバー6台とかを全く同じ手順で設定するときに非常に便利なのね。
ただこれをiTermで打つと、Mac純正の「ターミナル」が勝手に開く。 どうやらターミナルでしか扱えないみたい・・・。
自分はiTermの設定をバッチリ組んで最高の状態にしてあるのでどうしてもTerminalじゃなくて iTermを使いたい。そんな中探していたのがi2cssh。
i2csshXはiTermに対応した一括複数ホスト操作ツール
wouterdebie/i2cssh
https://github.com/wouterdebie/i2cssh
インストールはgemで行う。
gem install i2cssh
一番簡単な使い方としては、~/.ssh/config
に書いてある名称を複数打つのが簡単。
Host host1
Hostname 111.111.111.111
User someone
Port 12345
Host host2
Hostname 222.222.222.222
User someone
Port 12345
Host host3
Hostname 333.333.333.333
User someone
Port 12345
i2cssh host1 host2 host3
そうするとiTermの別ウィンドウが立ち上がって、 それぞれにログインした上でスプリットされる。
ここでcmd+shift+I
を叩くと、確認ダイアログの後に同じキーボード入力が それぞれのホストへ送信されるようになる! この一括操作モードだと各ペインの右上にアイコンが出るからわかりやすい。
個別に操作したくなったときはcmd+shift+I
を打てば通常のiTermとして使える。
Cent OSサーバー4台にyum update -y
したり 各サーバーのperlのバージョン調べたりするときにパパっと使うとすごく捗る。 何かと複数サーバーでの作業が多い人にオススメです。