Webエンジニアだけどネットワークスペシャリスト試験に合格した

2015年10月の試験日のネットワークスペシャリスト試験を受験して受かりました。 2014年10月の試験に落ちたので二回目の受験。

意外と午後Iの点がギリギリで焦る・・・。

なぜ受けたかというと、主に趣味。 ネットワークは自分がけっこう好きな分野で自主的に勉強していたが、 それだけじゃなくて趣味の領域を超えたいと思った。 また分散している知識を体系的な勉強で整理して再利用しやすい状態になるかなと。

Webエンジニアにしてはネットワークに関する興味と知識がある気がしているので、 「ネットワークちょっとできます」と言うために 明確で客観的な指標として、自分の力になるかなと思って勉強を始めた。

去年はまだ学生でかなり時間があったのに受からなかったのが本当に悔しくて、 今年受からなかったら人生のコンプレックスがまた一つ増えてしまうところだった。

「所詮は資格。手を動かして実際に何ができるかが大事」という考えは勉強を始める前から今まで持ち続けて資格バカにならないように心がけたりしてた。

そういえば今回の試験では妙にZigBeeが印象に残っている。

勉強に使ったのは、公式のテキスト過去問集。 過去問は全部をフルで解くことはしなかったが、答えも含めて精読することはやった。 去年の分の知識もあって、今回は午前IIはほぼ勉強せず、午後Iと午後IIに集中して勉強できた。

今のところ受かってよかったと思えるのは、ある程度の自信を持って「ネットワークちょっとわかります」と言えるところ。 自分より知識が少ない人には頼りにしてもらえる可能性が高いし、 自分より知識があるネットワークエンジニアさんなら、きっと受けていなかったとしてもどんな問題かは知っている気がするので「ふーん、あのぐらいの知識をお持ちなんですね」とコミュニケーション取りやすくなる(気がしている)。

いったんこの辺りで僕のキャリアの中でのネットワークの勉強は一段落。 Web界隈で行われるネットワークの話はわかるようになっていると期待している。 よい学習のマイルストーンとなってくれた。

あと単純に好きなので楽しかったです。 インターネットほどよくできた出来た分散協調型システムが実現したのは、 各レイヤーごとにきっちりと通信プロトコルが住み分けられているから。 ネットワーク、特にインターネットは本当によくできている。